負けヒロインだらけの青春ラブコメディ、
8巻は馬剃天愛星の生徒会長選挙編!
前巻の感想
あらすじ
「――私だけを推してくれませんか」
「いまだけは私を――私だけを推してくれませんか」
生徒会選挙の季節。
会長に立候補した天愛星さんは、なんと推薦人に俺を指名した。
ただでさえ文芸部部長という重責があるのに、俺にそんな余裕はない。
やんわり断るのだけど、天愛星さんはいつにもまして頑なで……。
あの手この手で迫られ、なし崩しに俺は生徒会選挙に巻き込まれていく。
そんなとき、対抗馬の推薦人に八奈見がなったと聞いて――
「正々堂々やろうよ、温水くん」
――あなたは推さずにいられるか?
遅咲きヒロイン、馬剃天愛星ここにあり!!
【以下ネタバレ注意!】
- あらすじ
- 生徒会長選挙編開幕
- 白玉さんが怖い
- おばちゃんパワー
- とっておきの一撃!
- 文芸部へ?
- 桜井くん出馬!
- 誤解呼び込み装置天愛星さん
- 生徒会長選挙は文芸部のもの
- ポロリ
- 家族サービス
- コスプレ生徒会長!
- 温水君の呼び名が
- 演説開始!
- 桜井くんの謎
- 温水くん、がんばった!
- 志岐屋さんザ・ワールド
- 大勝利!
- 体育祭
- 好きな人
- 後日譚
- 温水君の心には
生徒会長選挙編開幕
天愛星さんの生徒会長選挙編、開幕!
天愛星さんが生徒会長に、というのはちょっと意外だったけど、働き者で生真面目で何事も一生懸命な天愛星さんならいい生徒会長になれるかも。
温水君の携帯、相手ごとに専用の着信音をつけてるんだ。
志岐屋先輩をガラスが割れる音にしてるのには笑っちゃったけど、自分の専用着信音が設定されなくてちょっとムクれてる天愛星さん、いいね。
白玉さんが怖い
やはり白玉さん、なかなかに手ごわい。
八奈見さんはすっかり手玉に取られているし、佳樹との戦争もひそかに水面下で繰り広げられているッぽい雰囲気。いまのところ白玉さん優勢の展開でしょうか。今後こちらの戦いも気になります。
「部長さん――私こう見えて、都合のいい女ですよ?」
って、怖いなぁこの子は。
おばちゃんパワー
天愛星さんの近所のおばちゃん道重さん、破壊力高いなぁ~。
圧倒的なパワーでこれじゃあ天愛星さんじゃ太刀打ちできない。
それを見て……「八奈見も将来、あんな風になるのだろうか」なんて浮かんじゃう温水くんは、ある意味天愛星さんと一緒にいるのに別の女の事を考えてしまうとも言えるような……。これは「そういう意味」か?
とっておきの一撃!
天愛星さんのとっておき、なにがどうしてそうなった!(笑)
猫耳カチューシャをつけて突然の可愛いアタック。
このイラストは見たことがありましたがあらためてこうやって読まされるとめっちゃ可愛いなー。ダメージ大。
天愛星さんの可愛さが爆発しとります。
文芸部へ?
天愛星さん、腐の妄想を文章に起こし始めたんだ。いいぞ、そのまま文芸部に入っちゃえ。
それにしてもティアラさん、妄想と現実の混濁っぷりが予想以上のレベルだった。鬼畜攻のこびりつきっぷりが酷過ぎる(笑)。
どこへ行ってしまうんだ天愛星さん。
桜井くん出馬!
強力すぎるライバル出現。
これはもう全校生徒の前で猫耳つけてにぁあと言うしか勝ち目はないんじゃないか?
誤解呼び込み装置天愛星さん
教室に押しかけるなり
「私の部屋での話です! まさか忘れたんですか? 私にあんなカッコウさせといて!」
なんていうティアラさん。
白玉さんはどうやら狙って際どいことを言うけれど、ティアラさんもどうして際どいことを言いまくるw
こちらはたぶん天性の才能だ。
生徒会長選挙は文芸部のもの
なるほど~、浮気者の温水くんへの制裁のため、八奈見さんたちは桜井くんについたのか。
生徒会長選挙は完全に文芸部に私物化されてしまったようです。
どっちが勝ってもたしかに文芸部の勝利だ。
しかし当の桜井君はなんで唐突に出馬したんだ?
誰かに何か言われたのかな?
ポロリ
温水くんのポロリとした発言に驚かされることは多いけど、温水くん、文芸部に色恋沙汰がないと思ってたのかい!?
不意討ちでめっちゃ笑ってしまいました。
まぁ温水くん視点としてはそうかもしれないが、実際はすごいもんよw
家族サービス
生徒会長選挙の裏で小鞠ちゃんの弟妹たちとちょっとした交流エピソード。
小鞠ちゃんが一生懸命選んだ服を微妙にダサいとか、なかなかひどいな温水くんは。
小鞠弟妹、いい子達だなぁ〜。癒されるとはこういうことだ。
温水くんがダメな奴だと弟君にまで知られてしまったか(笑)。
コスプレ生徒会長!
天愛星さんがなんかすっごく可愛い格好しているイラストはネットで何かと見てましたけど、事故とはいえこれが会長選挙ポスターになっちゃうとはw
とんだ酔狂もあったもんだw
いやー、それにしてもこのコスプレ天愛星さんはめちゃくちゃかわいい。ずっとこっちでいて欲しいくらい。
温水君の呼び名が
「女に粉をかけるだけかけて、つきあわないロクデナシ」とか。
志喜屋さんにも「女の敵」と言われてしまったり。
この巻は温水君の新たな呼称、表現がつぎつぎ生まれてそんなところも楽しい。
演説開始!
八奈見さんの演説始まる。
さすが八奈見さん、なんかもう完全にマイワールドだ。
上がっちゃうかな?とちょっと心配してたけどまったくもって心配ご無用。
八奈見さんは明太子で、温水くんはごま塩なんだ(笑)。
桜井くんの謎
うーん、正直桜井くんの好感度が個人的にちょっと下がっちゃったなぁ。
卑怯な手など使わずともそのままで勝てるだろうにって思っちゃう。
そもそもとても有能なのは誰が見てもわかりやすい桜井くんと、ポンコツ系なのは誰が見ても明らかな天愛星さんの戦いなので、全校生徒のための生徒会長と考えれば桜井くんが勝ったほうが良いのかもしれないけれど。
それで天愛星さんはしばらく立ち直れなくなっちゃわないか? と、桜井君はそれでいいのかい? とそこを考えざるを得なくなっちゃうんですね。
そこんとこのアフターケアは大丈夫かい?と。天愛星さんの自己肯定感は当分再起不能じゃないかい?と。
桜井くんがあえてそこで急に出馬して、卑怯な手まで使って勝ちに来た理由はなんなのか、ここはこの巻最後までよくわからなったポイントでした。
次の巻へのヒキなのかな。
温水くん、がんばった!
突然原稿が使えなくなり追い詰められた温水くん。
最初の頃の温水くんならこんな場面、完全にテンパってダメになってたかもしれませんが、数々の窮地を乗り越え、犯罪行為にすら手を染めて来た(笑)温水くんです。
度胸だって据わって来るというものですね。
いやー、よくやりましたよ。原稿なしでよくぞしっかり演説してくれました。
しかもこの演説、なかば天愛星さんへの告白みたいになってるのがたまりません。
いやもちろん温水くんにはそんな気など毛頭ないのでしょうけれど!
志岐屋さんザ・ワールド
怪奇現象!
何が起きた!
温水くん、志喜屋さんの謎パワーで瞬間移動させられる?
ついにスタンドパワー発現か!?(笑)
それはさておき「自分の大切なモノをあきらめるクセがある」「私も同じですから」
と言いつつ温水くんの顔を見る天愛星さん。
つまりはそういうこと?と反応してしまう。
天愛星さんは恋を諦めようとしている?
大勝利!
ティアラさん、最後は情熱でもぎ取った感。おめでとう!
やっぱり大事なのはテンションですわなー。
最後の最後は鼻血ってのが最近いろんな扉を開けつつある天愛星さんらしくて素晴らしい。
これからどんな生徒会長になってくれるんでしょうね。
体育祭
せっかく一緒にお弁当を食べに来た小鞠ちゃんに温水くん、それはないよ~。
うしろの茂みがおすすめとかひどすぎるw
そしてチアガールに急遽抜擢されて拉致される小鞠ちゃん、不幸すぎて目も当てられねぇ。
一方朝雲さんは綾野の記憶を削除したのか!?
何が起きた!?
なんかだんだん怪奇現象オカルトパワーが働き始めてないでしょうかこの作品。
そのうち本当にスタンド戦とかやり出さないでしょうね(笑)。
好きな人
借り物競争でヒロインと一緒にゴールとかほんとに恋愛漫画みたいだ。
いったいどんなオチが待ってるのかな?って思ってたら……
おお! 全力直球の告白だった!!
ど真ん中ストレートは逆に意外すぎた!!
真っ向勝負な天愛星さんの告白、観てるこっちまでドキドキしちゃうじゃんか。
天愛星さん、ほんとに温水君の事が一途に好きだったんだね。
告白できて、ほんとによかったねと祝いたい。
しかしそんな告白を受けた温水君の様子がおかしい。
打算的に考えれば返事をした方がいいけれど、どうしてもそれができない、なにかがひっかかる。
後日譚
八奈見小説、××くんがいよいよ温水くんらしくなってきた。コンビニフード物語というよりほとんど××くんとの恋愛小説になって来てる感ある。
焼塩の写真を買おうとしてたのを、こともあろうに焼塩に知られてしまった温水くん。これはピンチ。
でも焼塩めっちゃうれしそうだなぁ。
白玉さんが生徒会入りだと!?
「犯罪者」とか「不発弾の共同管理」とか表現がいちいち鋭い。
なるほどそうか、生徒会へのスパイとして白玉さんは送り込まれたのか。確かに役に立ってくれそうだ。
綾野が焼塩の話をするたびスマホに空のメールを送ってくる朝雲さんが怖すぎるんですが……。
温水君の心には
そして明かされる、温水くんは天愛星さんに告白されたとき、誰かの姿が浮かんでいたという事実。
なるほどそれで色よい返事ができなかったということか。
これはそのまま受け取ればこの巻でもなにかと八奈見さんの事ばかりかんがえていたシーンがそのまま雄弁に語っていそうなのですが、とはいえそれを温水くんがどう考えるかはこれから次第といったところでしょう。
告白されるという体験、そして自分の気持ち。
色んな成長を遂げて来た温水君の二年生の生活も、またまたあらたな、そして大きな成長と変化が訪れそうな予感ひしひしです。

さて、8巻まで読んできたマケインですが、次は9巻ではなく9巻につづくインターバル?な短編集8.5巻らしいといことで、いったんそこはキリがいいのかもしれないということで、次は別の作品を読んでいこうと思ってます。
まずは最近話題のオルクセン王国史をそろそろ読んでみたいな~なんて。
マケインは9巻以降が出た所でふたたたび帰って来ることにいたしましょう。
(つづく)
